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西三数学サークル通信(特別版) 47号
2025.5.9 例会報告
★日時 5月9日(金)19時~21時 安城文化センター
★参加者 3名
広田、原田、榊原
★レポート一覧
1.「n本のロープを 2 つ折りにして端を結ぶとき、輪が一つになる確率を考える」(広田)
2.「教養数学」の授業で学生からの思いもかけない解答」 (原田)
* 1.は 4.25 のオンライン例会で話題となった「ロシアの恋占いの問題」、サークルで何度も
紹介されていたことを調べ直してみたという報告。
最初は、なんと 1984 年 11 月のサークル通信 44 号にT さん(たぶん竹中さん)より紹介
されていた。その後も 2010 年 1 月サークル通信 202 号で吉田さんが紹介。「たのしくわか
る数学 100 時間下」にもとりあげてあった。今回は名市大医学部の入試問題(2000 年)と
元の文献「初等的に解いた高等数学の問題(Ⅱ)」(ヤグロム他著、東京図書「数学新書 13」
1962年)から。
* 2.は原田さんが短大を含めて就職試験対策も兼ねて行っている文系学生向けの講座で、
1~9の数字を 1 回のみ使って等式の穴埋めをする問題に学生から思いもかけない解答が
出たという話題。
もうひとつは、
「こんな問題に数学としてどう取り組んでいいのかわからない」
との悩みが寄せられたそうです。
たぶん高校時代の数学の授業では教科書通りの定義や性質から問題を解くことばかりで
計算も複雑な計算ばかりで、苦手になって文系学部にすすんだということでしょうか。
でも、就職試験ではたとえば公務員試験の教養問題では「数的処理」は必須のようで
整数問題で虫食い算なども過去問ではあるそうです。
2025年5月23日 オンライン例会報告
参加者(10名)
草彅(東京)、黒田(東京)、廣上(富山)、榊原(愛知)、瀬山(群馬)、
名雪(東京)、和田(長野)、山田(愛知)、広田(愛知・ホスト)、
竹中(愛知・司会)
. レポート一覧
① 「二項分布を正規分布とみなせるか」(草彅)
② 「西三数学サークル通信から」(廣上) レポートは こちら
③ 「経験者科目の授業と感想」(和田) レポートは こちら
④ 「初めての授業で」(竹中)
① 二項分布B(n,p)のnをどこまで大きくすると正規分布N(np,npq)とみなせるか。
② 授業の中で「西三数学サークル通信」の中で使われた教材の紹介。
③ 2023年に東京都立大学の教職課程を履修して教育実習を終えた理系の学生に行なった
講義の紹介。
④ 自己紹介の代わりに授業の最初に紹介して好評だった教材の紹介。
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